毎度おなじみ、山ラーシリーズです。

なぜ山に登るのか、って?
そこでラーメンを啜るためさ!

今回は十勝岳連峰の雄々しい山・美瑛岳に登ってきました。
美瑛岳は平成27年8月の十勝岳〜美瑛岳縦走以来となります。
あの時はヘロヘロになりましたわ〜。ハードな下り坂にぶちのめされたり、スズメバチに付きまとわれたり、訳あって下山後のを断念したり。。。良い思い出が浮かんできません

それではいつものように、ラーメン登場までしばらく山登りにお付き合い下さい。

今回は十勝岳からの縦走ではなく、登山口〜美瑛岳の往復チャレンジです。
“あのハードな下り”を、今度は登るのか〜。
考えただけでもクラクラするけど、ここらで印象を変えていきましょ!
カッコいい山は上り下りがキツイもんです。

今回のルートです。いつもの白銀荘前からではなく、
十勝岳登山口〜美瑛岳
望岳台からのスタートです。
DSCN1820
右、十勝岳。左奥が美瑛岳。
まあ、ゆっくり行きましょう。
DSCN1818
ILove富良野岳。
どこから見てもカッコイイ!

こんな感じの道を登ってウォーミングアップ。
DSCN1824
白銀荘スタートに比べると単調な道のりです。
よいしょよいしょと50分ほどで、
DSCN1825
雲ノ平分岐。
朝から暑いです。水は足りるだろうか〜
十勝岳コースから離れて美瑛岳方面へ。
ほどなく
DSCN1827
DSCN1828
十勝岳コースとは全く違う雰囲気の道になります。
イイ感じですがクマが怖いです。

振り返ると、
DSCN1829
望岳台から分岐までの道が見えます。

ハイマツの雲ノ平を進みます。
DSCN1830
緩やかな坂に、
DSCN1831
歩きやすい足元。
快適に進むことが出来ます。この辺までは...

遠くには、
DSCN1832
表大雪。
正面には、
DSCN1833
左:美瑛富士、右:美瑛岳

美瑛岳のデカさ、伝わりますでしょうか??

美瑛岳登山道名物(?)ハシゴ場が見えてきました。

暗くて黒い、大地の裂け目。
怖い。
まずはロープにつかまって降ります。岩にもしっかり手足を乗せて。
ロープがボロくなってきているので、そのうち取り替えられるのかもしれません。
DSCN1839
底です。
DSCN1841
ハシゴ登りま〜す。
DSCN1842
高〜い。
怖いですけど、高いところは好きです。

DSCN1845
癒しのエゾオヤマリンドウ。
この先もリンドウが結構咲いてました。

少し斜度が増した下り道を進むと沢の音が聞こえてきました。

ポンピ沢。
名前のユルさに反して、かなりの水量です。
DSCN1847
涼しくて気持ち良い

快適な山歩きと爽やかな沢風はここまで。
DSCN1850
ポンピ沢を渡渉したら急登地獄の入口です。
急登な上に段差の大きな岩、頭上は低い木の枝。その連続です
ちょっと開けたところで振り返ると、
DSCN1852
懐かしい道w
ハシゴがあった谷の裂け目が迫力ありますね。

DSCN1853
写真では判りにくいですが、直角なのではないかと思えるほどの斜面。
そうそう、前回もこの斜面の写真載せてましたわ。

辛かった道のりを越えてようやく、
DSCN1854
美瑛岳分岐。
標識看板が壊れてしまってますが、美瑛岳と美瑛富士の分岐です。

異常な静けさ。
いつもならこの静けさを楽しむところなのですが、何か不気味さを感じたので祖母ちゃんの形見のポケットラジオ(Panasonic R-1005)でHBCラジオを鳴らしました。
登りながら使うラジオを持って来たのは初めてです。(いつもは静けさを好むので)
DSCN1856
あの尖りが山頂です。
こう見えて結構遠いです。参考タイム1時間30分の登り一辺倒
途中、新しいクマの落とし物を見つけました
驚きと余裕の無さで写真撮り忘れ。(下りで撮ります)

この坂も急でキッツイですわ〜
とにかく、一歩一歩進んで行くしかありません。
DSCN1865
ラーメンのカウンター席...いや、山頂が近くなってきました。
DSCN1867
十勝岳。
この雄大さ。ここに来なければ感じられないものかも知れません。
DSCN1872
美瑛岳の爆裂火口。
凄い迫力です。怖いくらい。
爆発しなければそうとう高い山だったのかも。

DSCN1873
もうちょい!

そして、
DSCN1875
登頂!
文字が一部消えてますが2,052m。

大変お待たせ致しました!ようやく本題に入ります。
今回の山ラーは、
IMG_9853
藤原製麺 えび三昧しお味
IMG_9852
北海道ラーメン

では、いつものように規定より少なめのお湯を沸かして作ります。
IMG_9854
出来上がり。
チャーシューと刻みネギを投入しました。
IMG_9857
確かにエビの風味が強いです。
いつものようにスープの素は全部入れたので味は濃いめ。
お生玉子様を入れた方がバランス良かったかな〜
でも、エビどーーーーん で美味かったですよ。

暑かった道のりと、えげつない急登で疲れた身体に沁みわたりますな!
Jets的ラーメン評価「山+」でお願いします!
ごちそうさまでした!

登頂時には人がいて賑やかだった山頂も、ラーを食べ終えると俺 独りになってました。
なんとも静かな。
DSCN1890
隣の美瑛富士が見えます。石垣山/ベベツ岳は少しだけ。憧れのオプタテシケは全く見えません
しかし、この絶景を見ながらボケボケするのが良いんですよね。

結局、1時間も山頂にいました。
とても静かで、とても贅沢な時間でした。

さて、下山しますか〜。
DSCN1892
果てしなく続く下り道。コケないように気をつけます。

お〜っと
DSCN1895
リスっち小さめ!
いとめんこし

DSCN1898
アレです。
登りで見た時にはなかった踏み跡が。

この後は足元にも頭上にも注意してひたすら険しい下りです。
山頂から1時間15分ほどで、
DSCN1902
ポンピ沢に戻ってきました。
いや〜、しんどかった!
沢の風が心地良いです。顔をバシャバシャ洗っちゃいますよね〜。

ところで、このポンピ沢の水は飲める水だそうです(要煮沸)。
じゃあ、飲んでみますか。
DSCN1903
こいつで濾過して味見してみます。
美瑛岳の爆裂火口が水源の沢水、戴きます!!
顔を洗った時の印象より冷たくはないです。無味無臭でクセもないので水の手持ちが尽きた時には頼りになりそうです。

例のハシゴ場へ向かう最中、また黒い大きい蜂に付きまとわれました
ポンピ沢〜涸沢には蜂の巣あるんでしょうかね〜。
DSCN1908
あとは緩やかなアップダウン。ハシゴ場の手前で蜂はいなくなりました。
DSCN1909
歩きやすいし眺めも良いです。

DSCN1912
雲ノ平分岐まで戻って来ました。
DSCN1915
見えているけどなかなか辿り着かない望岳台。
振り返れば、
DSCN1916
十勝岳に、
DSCN1917
さっきまでいた美瑛岳。
結構遠くに居たんですね〜。

無事に、
DSCN1919
下山〜〜〜〜〜ンヌ
望岳台、ジリジリと暑いです。

ではでは、に行きましょう。
IMG_9861
いつもの白銀荘。
露天風呂でゆっくりと。身体が溶解していくようです
そして風呂上がりには、
IMG_9864
ぷは〜〜〜〜〜っ
たまりませんな。

美瑛岳は雲ノ平の飴〜ポンピ沢-山頂の鞭〜山頂の飴という感じの山でした。
“鞭打ち”はキツかったですが、登って良かったな〜と思う山でした(下山してみればw)
次は十勝岳からの縦走で再訪しましょ。

したっけね。





にほんブログ村 グルメブログ 北海道ラーメン食べ歩きへ にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 旭川情報へ