なぜ山に登るのか、って?
そこでラーメンを啜るためさ!
今年3回目の山ラー活動は、最北の日本百名山・利尻山におじゃましました〜
稚内からフェリーで利尻島に渡り、鴛泊(おしどまり)登山口にある北麓野営場でテント泊。そこから利尻山山頂を目指す、往復約12.2キロのコースです。
今回も頑張ってYouTube動画を作りましたんで、本記事最下部からご覧ください!
m(_ _)m
稚内のフェリーターミナル。
利尻行きの船がやってきました。
え?そうなの??
朝早くに旭川を発ったのでいい感じに眠いです。
船内に流れる、ダ・カーポの「宗谷岬」が旅情をかきたててくれます。
2等船室でゴロっと横になり、気づいたら、
利尻山どーーーん!
おお〜。凄い!山頂の上にかかる雲が幻想的です。
明日もこんな天気だと良いですが〜
鴛泊港はすぐそこ。稚内から1時間40分ほどです。
下船!いや〜、いい天気です。
お昼ご飯前にお散歩でもしましょうかね。
存在感が凄いペシ岬(灯台山)へ!
江戸時代に会津藩士が利尻島にて対露防衛に当たったそうです。
ペシ岬(灯台山)山頂、到着です!
標高92.25米。一等三角点「鴛泊」があります。
ペシ岬から望む利尻山も良いですね〜
灯台。
「恋する灯台」とやらに認定されているそうですよ。
瑞々しいエゾニュウ。
きれいな海ですね〜。
フェリーターミナルに戻ってきました!
お昼ご飯にしましょう!
利尻昆布ダシどーーーん!なラーメンのお話はまたの機会に。
フェリーターミナル横のこちらでビールや肴を購入。
この店、いいですね!帰りにもお土産買いにおじゃましたいと思います。
運良く、競争率の高い島のタクシーを呼べたのでささっとキャンプ場に向かいます。大荷物で4キロ登ることにならなくて助かりました〜
北麓野営場。
管理棟にはきれいなトイレもあって助かります。テントサイト利用は520円。
我が家。
水を汲みに行きます。
日本名水百選・甘露泉水。
まろやかな軟水。(下山時にも汲んで持ち帰りました。コーヒーに良いです)
明日のための準備が終わったので、
まずはキューッとやりましょう!
ぷへ〜〜〜〜 美味いぜ。
そこにお客さんが。
若いニャンコ。
食べ物をおねだりしているようですが、ニャンコにあげられるような食べ物は持っていません。
何ももらえないと分かると立ち去っていきましたが、去り際にテントのフライシートにおしっこをかけていきました
フライシートなんで、水かけて洗浄出来ましたが本体だったら大変なところでした。
あれこれつまみながら飲んで、明日は夜中に出発なので早く寝ます。
おやすみなさい
そして、朝がきた!
夜中の1時ですけど...
鳥の声が森じゅうに響いています。
テントの中でおにぎりとパン🍙🥐をガツガツ食べて、あれやこれや順調に準備してましたがゲイターのファスナートラブルがあり、当初の出発予定時刻より20分ほど遅くなってしまいました...
出発です!
空はほんの少し明るくなってきましたが森の中は真っ暗です。
真っ暗でも、利尻島にはヒグマがいないので怖くないです。キツネもヘビもいないです。
3:30頃にはすっかり明るくなってきました。
山は雲に覆われ始め、ハードシェルジャケットやザックカバーが必要になってきました。
6合目 第一見晴台。
何も見晴らせません。
携帯トイレブース。
今の時代、登山に携帯トイレ携行は常識中の常識です。
7合目 胸突き八丁。斜里岳にも胸突き八丁ありました。急登ですよ、ということですね。
これはウコンウツギでしょう。
胸!突!八!丁!
ほどなくして、
第二見晴台に到着。
何も見晴らせません。
さらに登り進んで、
8合目 長官山。
晴れていればこの方向に利尻山本峰どーーーん!!らしいのですが、、、
そして徐々に風が強くなってきています。
振り向くと石碑が。
石碑の奥に一等三角点「利尻山」標高1218.3米があるのですが、ハイマツをかき分けて行かねばならないようなので行きませんでした。ハイマツの毛並み(?)に逆らって戻るの大変なんですもの。
ところで、長官山の長官って誰なんでしょうね?
小生が真っ先に思い浮かべるのはエース清水長官なんですけど〜
調べてみると→昭和8年、時の北海道庁長官・佐上信一氏がこの地点まで登ったのを記念して付けられたものだそうです。
なんとこの佐上長官は小生がいつもお世話になっている十勝岳の「白銀荘」の命名者なんだそうです!
8合目と9合目の間に、
利尻山避難小屋。
緊急時以外の宿泊は禁止されています
ちょっとおじゃましてみましょう。
質素ながら堅牢な作りです。
相変わらず暗所撮影とマクロ撮影に弱いデジカメ(Nikon COOLPIX AW130)...新調したい!!が、先立つものがない!
山頂からの帰り、再度ここにおじゃまして山ラータイムにしようと思います!
小屋を出てさらに登っていくと花が目立つようになってきました。
シロイオハナ
キバナノコマノツメ
エゾノハクサンイチゲ
9合目。
斜度はさらにキツく!
瑞々しい!
沓形分岐。山頂はもう少しです。
異様な光景。
登山道の荒廃が激しく、このように維持されています。
いつか山頂には行けなくなってしまうのでは?なんて話もあるのだとか...
イワベンケイ
あと一息です!
着きました!利尻山山頂、大山神社!
かなり風が強いです。そして相変わらず眺望は何ひとつありません!
もう少し先に本当の山頂があるらしいのですが、見えないのでよく判りません。立ち入り禁止らしいですが。
はるばる利尻島までやってきて、きつい勾配を登って、、、無念です。
まあ、登山だから仕方がないんですけどね。
ちゃんと撮るのを忘れてしまったのが悔やまれますが、祠の横の地面に白い四角があります。
亡失した二等三角点、「利尻絶頂」です。イイ名前ですね!
さて、何も見えませんし長居は無用ということで下山の途につきましょう。
上から見た方が異様さが強いですね。看板には「マリオみたいなところ」と書いてありましたw
小屋に着きました。
小屋の外には大勢の人が。
そして小屋の中にも大勢の人が!
ツアー登山者の休憩とぶつかってしまいました。これでは山ラーは出来ませんね
きつい斜度を登り、眺望もなく、山ラーも出来ない。
いいことナシですな
仕方がないので、小屋の空きスペースでサブ食料のパンを摂取して下山します。
しかしこの天気の中、下から続々と登山者が登ってきます。午後から晴れる予報ですが、どうなんでしょうね?
長官山のあたりにありました。「薬師如来の碑」だそうで、「長官山」と名付けられる以前は「薬師山」と呼ばれていたのだとか。
第二見晴台。相変わらず見晴らせません。
ひたすら下ります。
そして、
下山〜〜〜ンヌ!
北麓のキャンプ場に戻ってきました〜。
靴の泥を洗い流して、
下山ドリンク。I Feel Coke
テントを片付けてキャンプ場を後にします。
ばいばいしっこニャン。
利尻富士温泉まで歩いて下りてきました。下山してもまだまだ歩きが続きます。
関節が痺れるくらい冷たい水風呂で脚のアイシングをして、気持ちの良い露天風呂で緩んだら身体が軽くなりました〜
風呂あがり♨️もう汗をかきたくなかったのでタクシーを呼びましたが、確保できませんでした。
仕方がないのでまた歩きます。
お腹すいた〜〜〜〜
こちらでホタテフライカレーを戴きました!そのお話はまたの機会に。
くみあいストアーでお土産を購入。
フェリーターミナルから望む利尻山。山頂にはまだ厚い雲がかかっていますが、「見晴台」からは見晴らせていそうですね。
帰りのフェリーに乗船。
凄い雲です。
さらば、利尻島!
すっかり忘れていましたが、本題の山ラー。
一緒に旭川に帰ってきました!
これは別の山で戴くとしましょう。
では皆様、ご安全に!
最後にあの有名なフレーズのご唱和を。
無理しな〜い
怪我しな〜い
明日も仕事!!
したっけね。
今回の山行のYouTube動画です!是非とも「いいね」ボタンをお願いします!
チャンネル登録もして頂けると鼻血が出るほど嬉しいです!!
そこでラーメンを啜るためさ!
今年3回目の山ラー活動は、最北の日本百名山・利尻山におじゃましました〜
稚内からフェリーで利尻島に渡り、鴛泊(おしどまり)登山口にある北麓野営場でテント泊。そこから利尻山山頂を目指す、往復約12.2キロのコースです。
今回も頑張ってYouTube動画を作りましたんで、本記事最下部からご覧ください!
m(_ _)m
稚内のフェリーターミナル。
利尻行きの船がやってきました。
え?そうなの??
朝早くに旭川を発ったのでいい感じに眠いです。
船内に流れる、ダ・カーポの「宗谷岬」が旅情をかきたててくれます。
2等船室でゴロっと横になり、気づいたら、
利尻山どーーーん!
おお〜。凄い!山頂の上にかかる雲が幻想的です。
明日もこんな天気だと良いですが〜
鴛泊港はすぐそこ。稚内から1時間40分ほどです。
下船!いや〜、いい天気です。
お昼ご飯前にお散歩でもしましょうかね。
存在感が凄いペシ岬(灯台山)へ!
江戸時代に会津藩士が利尻島にて対露防衛に当たったそうです。
ペシ岬(灯台山)山頂、到着です!
標高92.25米。一等三角点「鴛泊」があります。
ペシ岬から望む利尻山も良いですね〜
灯台。
「恋する灯台」とやらに認定されているそうですよ。
瑞々しいエゾニュウ。
きれいな海ですね〜。
フェリーターミナルに戻ってきました!
お昼ご飯にしましょう!
利尻昆布ダシどーーーん!なラーメンのお話はまたの機会に。
フェリーターミナル横のこちらでビールや肴を購入。
この店、いいですね!帰りにもお土産買いにおじゃましたいと思います。
運良く、競争率の高い島のタクシーを呼べたのでささっとキャンプ場に向かいます。大荷物で4キロ登ることにならなくて助かりました〜
北麓野営場。
管理棟にはきれいなトイレもあって助かります。テントサイト利用は520円。
我が家。
水を汲みに行きます。
日本名水百選・甘露泉水。
まろやかな軟水。(下山時にも汲んで持ち帰りました。コーヒーに良いです)
明日のための準備が終わったので、
まずはキューッとやりましょう!
ぷへ〜〜〜〜 美味いぜ。
そこにお客さんが。
若いニャンコ。
食べ物をおねだりしているようですが、ニャンコにあげられるような食べ物は持っていません。
何ももらえないと分かると立ち去っていきましたが、去り際にテントのフライシートにおしっこをかけていきました
フライシートなんで、水かけて洗浄出来ましたが本体だったら大変なところでした。
あれこれつまみながら飲んで、明日は夜中に出発なので早く寝ます。
おやすみなさい
そして、朝がきた!
夜中の1時ですけど...
鳥の声が森じゅうに響いています。
テントの中でおにぎりとパン🍙🥐をガツガツ食べて、あれやこれや順調に準備してましたがゲイターのファスナートラブルがあり、当初の出発予定時刻より20分ほど遅くなってしまいました...
出発です!
空はほんの少し明るくなってきましたが森の中は真っ暗です。
真っ暗でも、利尻島にはヒグマがいないので怖くないです。キツネもヘビもいないです。
3:30頃にはすっかり明るくなってきました。
山は雲に覆われ始め、ハードシェルジャケットやザックカバーが必要になってきました。
6合目 第一見晴台。
何も見晴らせません。
携帯トイレブース。
今の時代、登山に携帯トイレ携行は常識中の常識です。
7合目 胸突き八丁。斜里岳にも胸突き八丁ありました。急登ですよ、ということですね。
これはウコンウツギでしょう。
胸!突!八!丁!
ほどなくして、
第二見晴台に到着。
何も見晴らせません。
さらに登り進んで、
8合目 長官山。
晴れていればこの方向に利尻山本峰どーーーん!!らしいのですが、、、
そして徐々に風が強くなってきています。
振り向くと石碑が。
石碑の奥に一等三角点「利尻山」標高1218.3米があるのですが、ハイマツをかき分けて行かねばならないようなので行きませんでした。ハイマツの毛並み(?)に逆らって戻るの大変なんですもの。
ところで、長官山の長官って誰なんでしょうね?
小生が真っ先に思い浮かべるのはエース清水長官なんですけど〜
調べてみると→昭和8年、時の北海道庁長官・佐上信一氏がこの地点まで登ったのを記念して付けられたものだそうです。
なんとこの佐上長官は小生がいつもお世話になっている十勝岳の「白銀荘」の命名者なんだそうです!
8合目と9合目の間に、
利尻山避難小屋。
緊急時以外の宿泊は禁止されています
ちょっとおじゃましてみましょう。
質素ながら堅牢な作りです。
相変わらず暗所撮影とマクロ撮影に弱いデジカメ(Nikon COOLPIX AW130)...新調したい!!が、先立つものがない!
山頂からの帰り、再度ここにおじゃまして山ラータイムにしようと思います!
小屋を出てさらに登っていくと花が目立つようになってきました。
シロイオハナ
キバナノコマノツメ
エゾノハクサンイチゲ
9合目。
斜度はさらにキツく!
瑞々しい!
沓形分岐。山頂はもう少しです。
異様な光景。
登山道の荒廃が激しく、このように維持されています。
いつか山頂には行けなくなってしまうのでは?なんて話もあるのだとか...
イワベンケイ
あと一息です!
着きました!利尻山山頂、大山神社!
かなり風が強いです。そして相変わらず眺望は何ひとつありません!
もう少し先に本当の山頂があるらしいのですが、見えないのでよく判りません。立ち入り禁止らしいですが。
はるばる利尻島までやってきて、きつい勾配を登って、、、無念です。
まあ、登山だから仕方がないんですけどね。
ちゃんと撮るのを忘れてしまったのが悔やまれますが、祠の横の地面に白い四角があります。
亡失した二等三角点、「利尻絶頂」です。イイ名前ですね!
さて、何も見えませんし長居は無用ということで下山の途につきましょう。
上から見た方が異様さが強いですね。看板には「マリオみたいなところ」と書いてありましたw
小屋に着きました。
小屋の外には大勢の人が。
そして小屋の中にも大勢の人が!
ツアー登山者の休憩とぶつかってしまいました。これでは山ラーは出来ませんね
きつい斜度を登り、眺望もなく、山ラーも出来ない。
いいことナシですな
仕方がないので、小屋の空きスペースでサブ食料のパンを摂取して下山します。
しかしこの天気の中、下から続々と登山者が登ってきます。午後から晴れる予報ですが、どうなんでしょうね?
長官山のあたりにありました。「薬師如来の碑」だそうで、「長官山」と名付けられる以前は「薬師山」と呼ばれていたのだとか。
第二見晴台。相変わらず見晴らせません。
ひたすら下ります。
そして、
下山〜〜〜ンヌ!
北麓のキャンプ場に戻ってきました〜。
靴の泥を洗い流して、
下山ドリンク。I Feel Coke
テントを片付けてキャンプ場を後にします。
ばいばいしっこニャン。
利尻富士温泉まで歩いて下りてきました。下山してもまだまだ歩きが続きます。
関節が痺れるくらい冷たい水風呂で脚のアイシングをして、気持ちの良い露天風呂で緩んだら身体が軽くなりました〜
風呂あがり♨️もう汗をかきたくなかったのでタクシーを呼びましたが、確保できませんでした。
仕方がないのでまた歩きます。
お腹すいた〜〜〜〜
こちらでホタテフライカレーを戴きました!そのお話はまたの機会に。
くみあいストアーでお土産を購入。
フェリーターミナルから望む利尻山。山頂にはまだ厚い雲がかかっていますが、「見晴台」からは見晴らせていそうですね。
帰りのフェリーに乗船。
凄い雲です。
さらば、利尻島!
すっかり忘れていましたが、本題の山ラー。
一緒に旭川に帰ってきました!
これは別の山で戴くとしましょう。
では皆様、ご安全に!
最後にあの有名なフレーズのご唱和を。
無理しな〜い
怪我しな〜い
明日も仕事!!
したっけね。
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