なぜ山に登るのか、って?
そこでラーメンを啜るためさ!
緑岳登山口・高原温泉にあるヒグマ情報センターです。
朝から快晴☀️すばらしい山行になりそうな予感。
本日はこれをお預かりして、ちょっとした歩荷をしたいと思います!
ヤシネット。
去年も白雲小屋まで担ぎ上げたんですが、その時の記事は→こちら
ヤシネットは、荒廃した登山道を大雪山・山守隊さんが「近自然工法」で修復するのに使用されます。
微力ながら大雪山の登山道保全修復のお役に立てたらと〜。
高原温泉を出発し、緑岳〜板垣新道〜白雲岳避難小屋(ヤシネット納品)〜白雲岳分岐〜小泉岳〜緑岳〜高原温泉と巡る、およそ12.6kmの山行です!
今回も拙いYouTube動画を作ってみましたので、本記事最下部からぜひご覧ください!
リュックにヤシネット5枚(約3.5kg)括り付けて出発です!
昭和大帝行幸啓記念碑。
こちらで入山届を記入。
はじまりました!天気が良すぎて朝から暑いです!
温泉の蒸気が更に暑くさせてくれます。
ここからの登山は初っ端から急登です。慌てずじっくりと足の筋肉と心肺機能を目覚めさせていきます。
頭上が拓けてきました。
出発から30分ほどで、
見晴台。
高根ヶ原が見晴らせます!
見晴台までの急登をクリアすれば、あと少しで、
緑岳どーーーん!
第一花畑です。
しばらくは平坦で木道も整備されている天空散歩です。
緑岳が迫ってくるようです。
次のステージへ。
エイコの沢。
2年くらい前だったか、エイコの沢で地熱発電の調査を始めたそうですが、どうなったんですかね〜?
ヒ素が噴出して木々が白く変色するようなことにならず、良かったですねー。
持続可能だか何だか知りませんが、大雪山国立公園内にそんなもん作るなっての
緑岳南斜面登坂、本番のとっかかりです。高根ヶ原に忠別岳、奥の方にトムラウシ山が見えます。
振り返れば、
途方も無い登坂斜面。
一歩一歩進むしかありません。
一気に高度を上げました。
ヤシネットを担いでますが、テント泊装備でテント+寝袋+マット+おビールを背負っていることを考えれば全然軽いもんです。
一歩一歩確実に岩の上を歩いていけば、
緑岳山頂、到着です!
右に後旭岳、左に白雲岳。
目指す白雲小屋が見えますね〜。
いい景色です。
そんな景色を望みながらお茶にしましょう!
今日のお茶請けはセコマのどら焼きです!
甘くて美味〜い
景色を楽しみながらお茶をしたら、先へ進みます。
板垣新道の分岐。
今年は白雲岳避難小屋周辺に10頭のクマが居着いているんですよね〜。ハイシーズンにテント場は利用禁止になっていました。
板垣新道の雪渓はかなり解けて、池になっています。
ところで、大雪山に由来する人物の名前を冠したポイントが多いのですが、この「板垣」はどちら様なのでしょうね?
すぐ近くの「三笠新道」は三笠宮の寛仁親王殿下に因んで命名されたのは存じ上げているのですが。
どなたか教えてくださ〜い
m(_ _)m
雪渓の下がは深い谷になっています。落ちたら軽いケガでは済まされないでしょう。
小屋が近づいてきました。
よっしゃ!もう少しだ!と張り切って登ると意外と息が上がる急登です。
白雲岳避難小屋、到着です!
ヤシネット5枚、無事にお届けしました!
白雲岳どーーん!
高根ヶ原、その奥に忠別岳、そしてトムラウシ山。
この景色はいつ見ても最高ですな。
晩夏の使者、クモイリンドウ。
あんまり白くないですね。
さて、山ラーファンの皆様、お待たせいたしました!
この素晴らしい景色を望みながらの山ラータイムです。
本日の山ラーは、
藤原製麺「本場北海道らーめん 旭川醤油」
スープはガラ味醤油AA-168。麺はW0314。お馴染みの二日熟成乾燥製法です。
お湯を沸かします。
ひなたは暑かったので小屋の影(テント場側)に逃げると、高根ヶ原の方から時より強めの冷たい風が吹いてきて、結構寒くなりました。ラーメンの袋やら風で飛ばされそうです。
出来ました!いただきます!
シンプルながらコクがあって美味いです。いつものようにお湯少なめの効果もあるかも知れませんが
Jets的ラーメン評価「山+」でお願いします!
ごちそうさまでした!
食べ終えて気づきました。風で飛ばされないように隠していたネギを入れ忘れました
食べてる途中、全然気づきませんでしたわ〜〜
山ラー戴きましたし、先に進むとしましょう。
テント場を抜けて白雲分岐へ。
水場。かろうじて水があります。
トムラウシが大きく見える撮り方しました。
また来年おじゃまします!
白雲分岐までの道。冒頭でも触れましたが、大雪山・山守隊さんが荒廃した登山道の植生復活を目指し修復・保全している「近自然工法」の、ヤシネットの使われ方を拝見していきましょう!
こちらも是非ご一読ください→大雪山で起きている登山道の問題
これはロール状になった大きいヤシネットと使ったものですね。ヤシネットの中に現場にある土砂を包んで、周辺の土砂の流出を防いでいます。
今回、小生が運んできたサイズのヤシネットは土嚢のように積み上げられています。
えぐれた植生の根の下に詰めて保護されています。
ここのえぐれ具合、土砂流出の量はすごいですね
もっと、もっと積み上げなければ、上の植生も流れ出てしまうことでしょう。
こういう箇所も。
こういう植生や登山道の崩壊が大雪山のあちこちで発生しています。
今回担ぎ上げてきた、たった5枚のヤシネットが少しでも植生の保全・復活に役立てたら嬉しいことこの上ないですねー
白雲分岐に到着しました!
ここに来ると、旭岳方面や赤岳方面から来た人で賑わっています。
相変わらず天気も景色も最高!
お鉢平方面を見れば、
左から北鎮岳、凌雲岳。
左から桂月岳、黒岳、烏帽子岳。
この写真の中心あたりにクマがいたそうです。登山者がいますが、クマが向こう側に去るまでじっと待機しておられました。
パノラマ。
左からトムラウシ山、白雲岳、旭岳、熊ヶ岳。
小泉分岐。
小泉岳。山頂感は全然ありませんが、ここからも白雲岳と旭岳がよく見えます。
思えば、晴れている小泉岳は初めて歩く気がします。
こんな素晴らしい景色の道だったんですね〜
緑岳方面へ。
白雲岳。赤い小屋が可愛らしいですよね。
緑岳に戻ってきました〜。
おにぎり🍙を食べながらちょっと休憩。この景色はず〜っといても飽きることがないですね。
名残惜しいですが、下山します。
あとはひたすら下るだけです。
いや〜、暑いです。頭がSLの煙突みたいになりそうです。
エイコの沢。
第二花畑。
チングルマの綿毛。
いや〜、あの斜面!よく登ってよく下りてきたもんですな!
第一花畑。
ここを離れればこの秀峰・緑岳の姿とはお別れです。
大変名残惜しいですが、下りましょう。
また来年、よろしくお願いします!!
樹林帯をひたすら降ります。
また何でもない下り坂で怪我をしないように気をつけながら。
もうちょい!
下山〜〜〜ンヌ!!
本日の下山ドリンクは、家から持ってきたカチカチに凍らせたアクエリアス(賞味期限切れw)
去年秋に武漢肺炎に罹った時の療養セットに入ってたやつを、ずっと冷凍してたやつですw
リュックの中でいい具合に解け、暑かった下山の緑岳でキンキンに冷えた状態で飲めました
今もなお、キンキンに冷えています!
うめぇ〜〜〜こめかみ痛い!
もちろん、こちらでさっぱりとして帰ります。
高原温泉・大雪高原山荘。
入浴券と食堂の食券は同じ券売機。
食堂の営業時間は11:30〜13:00まで。なかなかのハードルです。
白雲小屋泊の帰りで、朝ゆっくり出発すればとちょうどタイミング合います。
高原ラーメンを戴いたときの記事は→こちら
ここの露天風呂、いいですよね〜。大好きです!
そして、ここの冷えた水は、妙〜〜〜に美味いんですよね!
紙コップで立て続けに3杯がぶ飲みしちゃいました。
最高の天気、最高の景色、意外にも人が少なくて静かな山行。
全て最高でした!
ラーメンにネギ入れ忘れた事だけが悔やまれます(笑)
ヤシネット歩荷の報酬、
大雪山山守隊オリジナル缶バッジ。
白雲小屋で協力金を納めた返礼品、
手拭い。今年のは風景モノのデザインではないですが、登山道修復作業の様子がよく解るデザインですね!
では皆様、ご安全に!
最後にあの有名なフレーズのご唱和を。
無理しな〜い
怪我しな〜い
明日も仕事!!
したっけね。
そこでラーメンを啜るためさ!
緑岳登山口・高原温泉にあるヒグマ情報センターです。
朝から快晴☀️すばらしい山行になりそうな予感。
本日はこれをお預かりして、ちょっとした歩荷をしたいと思います!
ヤシネット。
去年も白雲小屋まで担ぎ上げたんですが、その時の記事は→こちら
ヤシネットは、荒廃した登山道を大雪山・山守隊さんが「近自然工法」で修復するのに使用されます。
微力ながら大雪山の登山道保全修復のお役に立てたらと〜。
高原温泉を出発し、緑岳〜板垣新道〜白雲岳避難小屋(ヤシネット納品)〜白雲岳分岐〜小泉岳〜緑岳〜高原温泉と巡る、およそ12.6kmの山行です!
今回も拙いYouTube動画を作ってみましたので、本記事最下部からぜひご覧ください!
リュックにヤシネット5枚(約3.5kg)括り付けて出発です!
昭和大帝行幸啓記念碑。
こちらで入山届を記入。
はじまりました!天気が良すぎて朝から暑いです!
温泉の蒸気が更に暑くさせてくれます。
ここからの登山は初っ端から急登です。慌てずじっくりと足の筋肉と心肺機能を目覚めさせていきます。
頭上が拓けてきました。
出発から30分ほどで、
見晴台。
高根ヶ原が見晴らせます!
見晴台までの急登をクリアすれば、あと少しで、
緑岳どーーーん!
第一花畑です。
しばらくは平坦で木道も整備されている天空散歩です。
緑岳が迫ってくるようです。
次のステージへ。
エイコの沢。
2年くらい前だったか、エイコの沢で地熱発電の調査を始めたそうですが、どうなったんですかね〜?
ヒ素が噴出して木々が白く変色するようなことにならず、良かったですねー。
持続可能だか何だか知りませんが、大雪山国立公園内にそんなもん作るなっての
緑岳南斜面登坂、本番のとっかかりです。高根ヶ原に忠別岳、奥の方にトムラウシ山が見えます。
振り返れば、
途方も無い登坂斜面。
一歩一歩進むしかありません。
一気に高度を上げました。
ヤシネットを担いでますが、テント泊装備でテント+寝袋+マット+おビールを背負っていることを考えれば全然軽いもんです。
一歩一歩確実に岩の上を歩いていけば、
緑岳山頂、到着です!
右に後旭岳、左に白雲岳。
目指す白雲小屋が見えますね〜。
いい景色です。
そんな景色を望みながらお茶にしましょう!
今日のお茶請けはセコマのどら焼きです!
甘くて美味〜い
景色を楽しみながらお茶をしたら、先へ進みます。
板垣新道の分岐。
今年は白雲岳避難小屋周辺に10頭のクマが居着いているんですよね〜。ハイシーズンにテント場は利用禁止になっていました。
板垣新道の雪渓はかなり解けて、池になっています。
ところで、大雪山に由来する人物の名前を冠したポイントが多いのですが、この「板垣」はどちら様なのでしょうね?
すぐ近くの「三笠新道」は三笠宮の寛仁親王殿下に因んで命名されたのは存じ上げているのですが。
どなたか教えてくださ〜い
m(_ _)m
雪渓の下がは深い谷になっています。落ちたら軽いケガでは済まされないでしょう。
小屋が近づいてきました。
よっしゃ!もう少しだ!と張り切って登ると意外と息が上がる急登です。
白雲岳避難小屋、到着です!
ヤシネット5枚、無事にお届けしました!
白雲岳どーーん!
高根ヶ原、その奥に忠別岳、そしてトムラウシ山。
この景色はいつ見ても最高ですな。
晩夏の使者、クモイリンドウ。
あんまり白くないですね。
さて、山ラーファンの皆様、お待たせいたしました!
この素晴らしい景色を望みながらの山ラータイムです。
本日の山ラーは、
藤原製麺「本場北海道らーめん 旭川醤油」
スープはガラ味醤油AA-168。麺はW0314。お馴染みの二日熟成乾燥製法です。
お湯を沸かします。
ひなたは暑かったので小屋の影(テント場側)に逃げると、高根ヶ原の方から時より強めの冷たい風が吹いてきて、結構寒くなりました。ラーメンの袋やら風で飛ばされそうです。
出来ました!いただきます!
シンプルながらコクがあって美味いです。いつものようにお湯少なめの効果もあるかも知れませんが
Jets的ラーメン評価「山+」でお願いします!
ごちそうさまでした!
食べ終えて気づきました。風で飛ばされないように隠していたネギを入れ忘れました
食べてる途中、全然気づきませんでしたわ〜〜
山ラー戴きましたし、先に進むとしましょう。
テント場を抜けて白雲分岐へ。
水場。かろうじて水があります。
トムラウシが大きく見える撮り方しました。
また来年おじゃまします!
白雲分岐までの道。冒頭でも触れましたが、大雪山・山守隊さんが荒廃した登山道の植生復活を目指し修復・保全している「近自然工法」の、ヤシネットの使われ方を拝見していきましょう!
こちらも是非ご一読ください→大雪山で起きている登山道の問題
これはロール状になった大きいヤシネットと使ったものですね。ヤシネットの中に現場にある土砂を包んで、周辺の土砂の流出を防いでいます。
今回、小生が運んできたサイズのヤシネットは土嚢のように積み上げられています。
えぐれた植生の根の下に詰めて保護されています。
ここのえぐれ具合、土砂流出の量はすごいですね
もっと、もっと積み上げなければ、上の植生も流れ出てしまうことでしょう。
こういう箇所も。
こういう植生や登山道の崩壊が大雪山のあちこちで発生しています。
今回担ぎ上げてきた、たった5枚のヤシネットが少しでも植生の保全・復活に役立てたら嬉しいことこの上ないですねー
白雲分岐に到着しました!
ここに来ると、旭岳方面や赤岳方面から来た人で賑わっています。
相変わらず天気も景色も最高!
お鉢平方面を見れば、
左から北鎮岳、凌雲岳。
左から桂月岳、黒岳、烏帽子岳。
この写真の中心あたりにクマがいたそうです。登山者がいますが、クマが向こう側に去るまでじっと待機しておられました。
パノラマ。
左からトムラウシ山、白雲岳、旭岳、熊ヶ岳。
小泉分岐。
小泉岳。山頂感は全然ありませんが、ここからも白雲岳と旭岳がよく見えます。
思えば、晴れている小泉岳は初めて歩く気がします。
こんな素晴らしい景色の道だったんですね〜
緑岳方面へ。
白雲岳。赤い小屋が可愛らしいですよね。
緑岳に戻ってきました〜。
おにぎり🍙を食べながらちょっと休憩。この景色はず〜っといても飽きることがないですね。
名残惜しいですが、下山します。
あとはひたすら下るだけです。
いや〜、暑いです。頭がSLの煙突みたいになりそうです。
エイコの沢。
第二花畑。
チングルマの綿毛。
いや〜、あの斜面!よく登ってよく下りてきたもんですな!
第一花畑。
ここを離れればこの秀峰・緑岳の姿とはお別れです。
大変名残惜しいですが、下りましょう。
また来年、よろしくお願いします!!
樹林帯をひたすら降ります。
また何でもない下り坂で怪我をしないように気をつけながら。
もうちょい!
下山〜〜〜ンヌ!!
本日の下山ドリンクは、家から持ってきたカチカチに凍らせたアクエリアス(賞味期限切れw)
去年秋に武漢肺炎に罹った時の療養セットに入ってたやつを、ずっと冷凍してたやつですw
リュックの中でいい具合に解け、暑かった下山の緑岳でキンキンに冷えた状態で飲めました
今もなお、キンキンに冷えています!
うめぇ〜〜〜こめかみ痛い!
もちろん、こちらでさっぱりとして帰ります。
高原温泉・大雪高原山荘。
入浴券と食堂の食券は同じ券売機。
食堂の営業時間は11:30〜13:00まで。なかなかのハードルです。
白雲小屋泊の帰りで、朝ゆっくり出発すればとちょうどタイミング合います。
高原ラーメンを戴いたときの記事は→こちら
ここの露天風呂、いいですよね〜。大好きです!
そして、ここの冷えた水は、妙〜〜〜に美味いんですよね!
紙コップで立て続けに3杯がぶ飲みしちゃいました。
最高の天気、最高の景色、意外にも人が少なくて静かな山行。
全て最高でした!
ラーメンにネギ入れ忘れた事だけが悔やまれます(笑)
ヤシネット歩荷の報酬、
大雪山山守隊オリジナル缶バッジ。
白雲小屋で協力金を納めた返礼品、
手拭い。今年のは風景モノのデザインではないですが、登山道修復作業の様子がよく解るデザインですね!
では皆様、ご安全に!
最後にあの有名なフレーズのご唱和を。
無理しな〜い
怪我しな〜い
明日も仕事!!
したっけね。