なぜ山に登るのか、って?
そこでラーメンを啜るためさ!
道東・鹿追町/上士幌町に跨る然別湖(しかりべつこ)。標高約800mで、北海道の湖では一番高いところにある湖だそうです。その湖畔にそびえる白雲山/天望山に登ってきました。
昨年10月にもおじゃまして、今回で2度目です。
前回行きそびれた「岩石山」も登りたいと思います!
昨年の白雲山/天望山の記事は→こちら。天気が良くてのどかな秋の登山でした。てくてくさんにも会えましたし。
またまた拙いYouTube動画を作ってみましたので、ぜひご笑覧くださいませ
早起きして旭川を出発。やっと三国峠まで辿り着きました。
ここからがまた長〜いんですよね。
然別湖畔到着。3時間半くらいかかりました。
遠かった〜!眠かった〜!
今回ルートです。
湖畔の登山口からスタート〜士幌側(岩石山)の分岐〜岩石山〜分岐に戻る〜白雲岳〜天望山〜東雲湖〜湖畔〜登山口を歩く、約9.5kmの山行です。
この日の天気予報、旭川・上川地方は雨+強風。当初、銀仙台から赤岳に登る計画をしていましたが悪天候なので断念してこちら白雲山に計画変更しました。
ここ十勝地方の天気予報は晴。ただし然別湖は大雪山に近いのでちょっと雨の心配があります。そして登山者御用達の“てんくら”登山指数は「C」。15〜18mの強風で「登山に向いていない」予報です。
まあ、何はともあれここまで来ました。
登ります!
湖畔から急登スタートです。
すぐに高度が上がって、
然別湖チラッ。
笹に囲まれた稜線に出ました。
然別湖の方からの強風で木々が轟々と唸っています。
雰囲気が変わって岩ゴツゴツの道。
士幌側登山口への分岐です。岩石山へ行くにはここを士幌側へ下ります。去年はここをスルーしてしまったんですよー。
激下り。
あの岩石まみれが岩石山だな?
岩石!
時より激突してくる強風の塊に煽られます。
岩石磊々!
岩石山(1,088m)到着です!
向こうに虹が見えますね🌈
それもそのはず。強風に加えてミスト状の雨が降ってきました☔️
立っているのもやっとの強風に雨です。長居は無用ですが虹が綺麗ですね🌈
十勝平原。
強風に煽られながらの岩場下りの怖いこと怖いこと。
ようやっと岩山から帰還。
雨雲は晴れましたが、なんか疲れましたw
激下りしてきたんで、戻りは激登りです。
分岐に戻ってきました。
白雲山を目指します。10分くらいて着きます。
足場の悪い岩ゴロゴロ道で、今日のこの暴風は手強い!風で身体が煽られます。バランス崩してコケたら頭がスイカ割り状態になりますよ。
雨で濡れていないだけ良かったですが、この山はヘルメット装備が推奨と言えそうです。
(持ってくれば良かったなー)
おっかない思いをして、
白雲山(1,186m)到着です。
誰もいません。そもそも入山している人も少ないらしく、ここまでに2組にしか会っていません。
まあ、この天気ですし、平日ですし。
ここでお茶にする予定だったんですが、とんでもない!
身体を預けられる岩を探して写真撮影。
東ヌプカウシニプリ。なっきー天国らしいです。
岩石山方面、十勝平原。
岩石山。
然別湖。
もっと景色を楽しみたいですが、この烈風はヤバいです。
先へ進みます。
白雲山からのこの下り、結構な斜度があります。濡れた岩に滑りやすい土。崖下に向かって流れる笹の根の毛並み(?) 。滑落注意で、岩も多いのでやはりヘルメット推奨ですね。易しい山ではありません。
白雲山と天望山の鞍部まで標高で230mほど下ってきました。
ここから然別湖の湖岸へエスケープすることも可能です。
風は少し落ち着いているので、ようやく休憩出来そうです。
お菓子、というかパンですね。
ここら辺の地域のものを選んでみました。
小さい岩に腰掛けてパンをかじってたら、やっと落ち着いてきた感じです。
そういえば、ここってクマがよく出るとか、どこかで見聞きしました。
鞍部ですし〜。
天望山に向かいます。
天望山の登りって、アキレス腱やふくらはぎの筋肉がピンピンに伸びらさる直登だらけなんです。
伸びらさる〜〜ぅ。
ここをクリアすれば、
天望山(1173.9m)山頂です。
三等三角点「沼ノ上」標高=1173.86 m
風が落ち着いているのでお茶にしましょう。
コーヒー大福。
なかなか美味い
ですが、お茶を楽しんでいるとまたまたミスト状の雨が
今日、雨雲に追いかけられてる?
天望山をあとにします。
ここからの下りは今まで以上に野趣溢れる道です。濡れた土が危険危険。白雲山下り同様、ヘルメット推奨です。
狭い登山道を抜け、広場に出ました。
北海道三大秘湖・東雲湖(しののめこ)です。
雌阿寒岳オンネトー、支笏湖そばのオコタンペ湖、そして東雲湖。中でも東雲湖は最も到達が難しい秘湖とされているそうで、流れ込む川がないのもあり、近い将来に渇水し消滅する可能性があるのだとか。
ここにも人はいません!
山ラーファンの皆様、大変お待たせしました!
実施が危ぶまれる天候でしたが、青空だし風が落ち着いているのでここらで
菊水 北海道旨塩ラーメンの登場です!
三菱食品(株)と(株)菊水の共同開発製品だそうです。
パッケージにある「もっとNippon!」シリーズは三菱食品で展開しているようで、乾物を中心にさまざまな食品が出ていますが、ラーメンは北海道の味噌・塩・醤油の3品だけのようです(令和5年10月現在)。
出来ました!美味しそ〜う!
東雲湖に乾杯
と、食べ始めたら、、、
ぽつぽつと雨が。。。
まじか〜。
急いで啜ります。ネコ舌じゃなくてよかった〜。
強風や雨に当たって冷えた身体に染み渡ります
いつものようにお湯少なめで作りましたが、結構あっさり味でした。
Jets的ラーメン評価「山+」でお願いします!
ごちそうさまでした!
そういえば、ここ東雲湖もクマ出没注意ポイントでした。
たった一人で美味そうな匂い出してましたわ:(;゙゚'ω゚'):
食べ終えると、雨が本降りになってきました。
雨とクマから逃げるように立ち去ります。
湖岸の樹林帯を早足で進みます。
樹々の下なので少しは雨を防げていると思います。
白雲山/天望山の鞍部から来る道との分岐。東雲湖から40分くらいです。
雨は止んだようです。
岸辺まで下りてみました。
PLフィルターのおかげで水の中が見えます。
強風も止んだようです。
何か きめぇ。
木洩れ日。
天候が回復したところで、
下山〜〜〜ンヌ!
湖底線路。
「千と千尋の神隠し」の1シーンと似ているスポットとして有名らしいですが(小生、その映画観てないのでよく解りません)、釣りボートを湖に下ろす作業用レールです。
すっかり冷えてしまった身体を、
こちらで温めましょう!!
然別湖温泉 ホテル風水です。
日帰り入浴は1,000円。オリジナル湯タオルを貰えます。
あ〜〜あったまる〜。
爺さんみたいに声が出そうですわ〜。
露天風呂からは、
天望山(左)と白雲山(右)が見えます。
(写真はホテルの外で撮ったものです)
こう見ると、白雲山からがっつり下って、パンを食べた鞍部から天望山にがっつり登って、左裾野の裏側の東雲湖にがっつり下ったんだな〜。と実感が湧きます。
そんなこと考えながら浸かる露天風呂は最高です。
風呂上がりの下山ドリンク。
暴風に煽られ、雨雲に追いかけられ、分かっちゃいたけど大変な天候の中でしたが、無事下りてみれば楽しい登山でしたー。
てんくら「C」は伊達じゃなかったですね。
では皆様、ご安全に!
最後にあの有名なフレーズのご唱和を。
無理しない
怪我しない
明日も仕事!
したっけね。
そこでラーメンを啜るためさ!
道東・鹿追町/上士幌町に跨る然別湖(しかりべつこ)。標高約800mで、北海道の湖では一番高いところにある湖だそうです。その湖畔にそびえる白雲山/天望山に登ってきました。
昨年10月にもおじゃまして、今回で2度目です。
前回行きそびれた「岩石山」も登りたいと思います!
昨年の白雲山/天望山の記事は→こちら。天気が良くてのどかな秋の登山でした。てくてくさんにも会えましたし。
またまた拙いYouTube動画を作ってみましたので、ぜひご笑覧くださいませ
早起きして旭川を出発。やっと三国峠まで辿り着きました。
ここからがまた長〜いんですよね。
然別湖畔到着。3時間半くらいかかりました。
遠かった〜!眠かった〜!
今回ルートです。
湖畔の登山口からスタート〜士幌側(岩石山)の分岐〜岩石山〜分岐に戻る〜白雲岳〜天望山〜東雲湖〜湖畔〜登山口を歩く、約9.5kmの山行です。
この日の天気予報、旭川・上川地方は雨+強風。当初、銀仙台から赤岳に登る計画をしていましたが悪天候なので断念してこちら白雲山に計画変更しました。
ここ十勝地方の天気予報は晴。ただし然別湖は大雪山に近いのでちょっと雨の心配があります。そして登山者御用達の“てんくら”登山指数は「C」。15〜18mの強風で「登山に向いていない」予報です。
まあ、何はともあれここまで来ました。
登ります!
湖畔から急登スタートです。
すぐに高度が上がって、
然別湖チラッ。
笹に囲まれた稜線に出ました。
然別湖の方からの強風で木々が轟々と唸っています。
雰囲気が変わって岩ゴツゴツの道。
士幌側登山口への分岐です。岩石山へ行くにはここを士幌側へ下ります。去年はここをスルーしてしまったんですよー。
激下り。
あの岩石まみれが岩石山だな?
岩石!
時より激突してくる強風の塊に煽られます。
岩石磊々!
岩石山(1,088m)到着です!
向こうに虹が見えますね🌈
それもそのはず。強風に加えてミスト状の雨が降ってきました☔️
立っているのもやっとの強風に雨です。長居は無用ですが虹が綺麗ですね🌈
十勝平原。
強風に煽られながらの岩場下りの怖いこと怖いこと。
ようやっと岩山から帰還。
雨雲は晴れましたが、なんか疲れましたw
激下りしてきたんで、戻りは激登りです。
分岐に戻ってきました。
白雲山を目指します。10分くらいて着きます。
足場の悪い岩ゴロゴロ道で、今日のこの暴風は手強い!風で身体が煽られます。バランス崩してコケたら頭がスイカ割り状態になりますよ。
雨で濡れていないだけ良かったですが、この山はヘルメット装備が推奨と言えそうです。
(持ってくれば良かったなー)
おっかない思いをして、
白雲山(1,186m)到着です。
誰もいません。そもそも入山している人も少ないらしく、ここまでに2組にしか会っていません。
まあ、この天気ですし、平日ですし。
ここでお茶にする予定だったんですが、とんでもない!
身体を預けられる岩を探して写真撮影。
東ヌプカウシニプリ。なっきー天国らしいです。
岩石山方面、十勝平原。
岩石山。
然別湖。
もっと景色を楽しみたいですが、この烈風はヤバいです。
先へ進みます。
白雲山からのこの下り、結構な斜度があります。濡れた岩に滑りやすい土。崖下に向かって流れる笹の根の毛並み(?) 。滑落注意で、岩も多いのでやはりヘルメット推奨ですね。易しい山ではありません。
白雲山と天望山の鞍部まで標高で230mほど下ってきました。
ここから然別湖の湖岸へエスケープすることも可能です。
風は少し落ち着いているので、ようやく休憩出来そうです。
お菓子、というかパンですね。
ここら辺の地域のものを選んでみました。
小さい岩に腰掛けてパンをかじってたら、やっと落ち着いてきた感じです。
そういえば、ここってクマがよく出るとか、どこかで見聞きしました。
鞍部ですし〜。
天望山に向かいます。
天望山の登りって、アキレス腱やふくらはぎの筋肉がピンピンに伸びらさる直登だらけなんです。
伸びらさる〜〜ぅ。
ここをクリアすれば、
天望山(1173.9m)山頂です。
三等三角点「沼ノ上」標高=1173.86 m
風が落ち着いているのでお茶にしましょう。
コーヒー大福。
なかなか美味い
ですが、お茶を楽しんでいるとまたまたミスト状の雨が
今日、雨雲に追いかけられてる?
天望山をあとにします。
ここからの下りは今まで以上に野趣溢れる道です。濡れた土が危険危険。白雲山下り同様、ヘルメット推奨です。
狭い登山道を抜け、広場に出ました。
北海道三大秘湖・東雲湖(しののめこ)です。
雌阿寒岳オンネトー、支笏湖そばのオコタンペ湖、そして東雲湖。中でも東雲湖は最も到達が難しい秘湖とされているそうで、流れ込む川がないのもあり、近い将来に渇水し消滅する可能性があるのだとか。
ここにも人はいません!
山ラーファンの皆様、大変お待たせしました!
実施が危ぶまれる天候でしたが、青空だし風が落ち着いているのでここらで
菊水 北海道旨塩ラーメンの登場です!
三菱食品(株)と(株)菊水の共同開発製品だそうです。
パッケージにある「もっとNippon!」シリーズは三菱食品で展開しているようで、乾物を中心にさまざまな食品が出ていますが、ラーメンは北海道の味噌・塩・醤油の3品だけのようです(令和5年10月現在)。
出来ました!美味しそ〜う!
東雲湖に乾杯
と、食べ始めたら、、、
ぽつぽつと雨が。。。
まじか〜。
急いで啜ります。ネコ舌じゃなくてよかった〜。
強風や雨に当たって冷えた身体に染み渡ります
いつものようにお湯少なめで作りましたが、結構あっさり味でした。
Jets的ラーメン評価「山+」でお願いします!
ごちそうさまでした!
そういえば、ここ東雲湖もクマ出没注意ポイントでした。
たった一人で美味そうな匂い出してましたわ:(;゙゚'ω゚'):
食べ終えると、雨が本降りになってきました。
雨とクマから逃げるように立ち去ります。
湖岸の樹林帯を早足で進みます。
樹々の下なので少しは雨を防げていると思います。
白雲山/天望山の鞍部から来る道との分岐。東雲湖から40分くらいです。
雨は止んだようです。
岸辺まで下りてみました。
PLフィルターのおかげで水の中が見えます。
強風も止んだようです。
何か きめぇ。
木洩れ日。
天候が回復したところで、
下山〜〜〜ンヌ!
湖底線路。
「千と千尋の神隠し」の1シーンと似ているスポットとして有名らしいですが(小生、その映画観てないのでよく解りません)、釣りボートを湖に下ろす作業用レールです。
すっかり冷えてしまった身体を、
こちらで温めましょう!!
然別湖温泉 ホテル風水です。
日帰り入浴は1,000円。オリジナル湯タオルを貰えます。
あ〜〜あったまる〜。
爺さんみたいに声が出そうですわ〜。
露天風呂からは、
天望山(左)と白雲山(右)が見えます。
(写真はホテルの外で撮ったものです)
こう見ると、白雲山からがっつり下って、パンを食べた鞍部から天望山にがっつり登って、左裾野の裏側の東雲湖にがっつり下ったんだな〜。と実感が湧きます。
そんなこと考えながら浸かる露天風呂は最高です。
風呂上がりの下山ドリンク。
暴風に煽られ、雨雲に追いかけられ、分かっちゃいたけど大変な天候の中でしたが、無事下りてみれば楽しい登山でしたー。
てんくら「C」は伊達じゃなかったですね。
では皆様、ご安全に!
最後にあの有名なフレーズのご唱和を。
無理しない
怪我しない
明日も仕事!
したっけね。